英語を聞いていて、「なんか音がくぐもって聞こえるな」と感じたことはありませんか?その正体のひとつが「鼻濁音(nasal sound)」です。英語では nt, nd, ng と母音が組み合わさったときに、鼻を使った音が頻繁に登場します。この音に気づくだけで、リスニングがグンと楽になります!
今回は、鼻濁音のパターンと、その音を聞き取るための簡単なコツを紹介しますね😊
鼻濁音になる3つのパターン
- nt + 母音
例:- center /ˈsen.tər/
センター - Internet /ˈɪn.tər.net/
インターネット - plenty /ˈplen.ti/
たくさん
「t」がはっきり聞こえないことも多く、代わりに鼻に響く音が入ります。特にアメリカ英語では「センター」が「セナー」に近い音になります。 - center /ˈsen.tər/
- nd + 母音
例:- under /ˈʌn.dər/
アンダー - understand /ˌʌn.dərˈstænd/
理解する - bandage /ˈbæn.dɪdʒ/
包帯
「nd」の部分で軽い鼻の振動を感じる音が特徴です。特に「アンダー」は「アンナー」と聞こえる場合もあります。 - under /ˈʌn.dər/
- ng + 母音
例:- singing /ˈsɪŋ.ɪŋ/
歌っている - longer /ˈlɒŋ.ɡər/
より長い - bringing /ˈbrɪŋ.ɪŋ/
持ってきている
「ng」の部分でしっかり鼻腔に響く音が感じられるはずです。この音は「んが・んぎ・んぐ・んげ・んご」のようになります。昔は日本語でもこの音が頻繁に使われていたそうです! - singing /ˈsɪŋ.ɪŋ/
リスニングのコツ:鼻濁音を意識するだけで変わる!
鼻濁音を意識するためには、まずは「どんな音なのか」に慣れることが大事です。以下の手順で練習してみましょう!
- 英単語を鼻に響かせて読んでみる
- center を「センター」ではなく「セナー」と言ってみる
- under を「アンダー」ではなく「アンナー」と言ってみる
- ネイティブスピーカーの発音を真似してみる
- YouTubeやポッドキャストで、鼻濁音に注目しながらリスニングをする
- 単語やフレーズを繰り返して、鼻を響かせる感覚をつかむ
- 英語の文章を声に出して練習する
簡単な文章を使って、鼻濁音を意識しながら声に出しましょう。例文:- I went to the center of the city.
(私は街の中心に行きました。) - She is singing a beautiful song.
(彼女は美しい歌を歌っています。) - I understand what you mean.
(あなたが言っていることは理解できます。)
- I went to the center of the city.
レッスンを受講するべき人は?
- 発音がどうしてもできない方
自分の発音を確認したい、もっとネイティブに近づけたいという方にレッスンは最適です。直接の指導で、短期間で大きな進歩が期待できます。 - リスニングに自信がない方
ネイティブの話すスピードや音のつながりがわからない方には、鼻濁音をはじめとした「音のパターン」を学ぶレッスンが効果的です。 - TOEICや英語試験で点数を伸ばしたい方
細かい音に気づく力は、リスニングスコアを上げるカギです。プロのサポートで、効率的にスキルアップしましょう。
まとめ:コツはパターンを意識すること!
「鼻濁音」を知り、その音に慣れるだけでリスニング力が飛躍的に向上します。まずは今回の例文を繰り返し練習してみてください。そして、「自分の耳で気づく限界を超えたい!」と思ったら、ぜひレッスンを受講してみましょう。マンツーマンであなたの英語力を一気に引き上げます!
あなたの挑戦をお待ちしています 😊
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