「英語が速くて聞こえない」「リスニングが苦手」そんなお悩み、ありませんか？
これ実は、英語の音の変化＝ネイティブの“話し方のクセ”とイントネーションのコツを知らないだけかもしれません。
あなたの耳が悪いんじゃないのでご安心を💕
英語には、ネイティブが自然にやっている「音の変化」がたくさんある
例えば、
- Do you want to → ジュワナ
- Let me → レミー
- What do you → ワルユ
こうした変化を知らなければ、どれだけ耳をすませても聞こえないのは当たり前なんです。
英語が聞こえないことは、決してあなたの「才能の問題」や「努力が足りない」せいではありません！！！
一歩ずつ「音のルール」を知って、自分のペースで慣れていけば、
英語はもっと優しく、あなたの耳に届いてくれるようになります🙆♀️
【やってみよう：優しいリスニングクイズ】
あなたの耳でも「ふわっと聞こえてくる」体験をしてみませんか？
🔸クイズ：このフレーズ、ネイティブはどんな感じで言うでしょう？
“Did you eat it?”
A. ディド ユー イート イット？
B. ジュイリッ？
正解：B. ジュイリッ？
💡音がつながって変化しているのが理由です！
🔍音声変化のポイント：
- Did you → /dɪdʒə/
👉 子音の d と you の y が合体して、「ジュ」 のような音になります（音の同化）。 - eat it → イーリッ
👉 eat の t の音が後ろの母音(i)とつながって、「t」が弾ける音（フラップT）になり、
「イート・イット」→「イーリッ」 と聞こえるように（連結＋Tの変化）。 - 「it」の最後の t は、発音されず、欠落することが多いです。語末の「d t b p k g v」は欠落しがち。
「it」は弱形といって、ほぼ聞こえない音になります。
🧠さらに深掘りポイント：イントネーションと強弱
| 単語 | 音の変化 | 強弱 |
|---|
| Did | リダクションされて /d/ のみに | 弱 |
| you | /ju/ → /jə/ など、短く曖昧化 | 弱 |
| eat | 主要動詞！＝内容語（意味の中心） | ✅ 強 |
| it | /ɪt/ → /ɪʔ/ または /ɪd/ のように変化 | 中〜弱（文の終わりで弱くなる） |
🔍補足：英語の「内容語」と「機能語」
| 種類 | 単語 | 特徴 |
|---|---|---|
| 内容語 | eat, sleep, dog, car, beautiful | 意味を持つ → 強く読む！ |
| 機能語（補助語） | do, is, you, it, the, a | 文法のための単語 → 弱く読まれる |
✨まとめ
✔ Did you eat it?
→ /dɪdʒə iːt ɪt/
→ ジュイリッ？
✔ 起きていること：
- 同化（did + you）
- 弱形（did, you, it）
- フラップT（eat it）
- Tの脱落（it の /t/）
- イントネーション：リズムと強弱のパターン
🎧 こういった音の変化やリズムを知ってから聞くと、驚くほど英語が「ふわっ」と聞こえてくるようになります。
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