最初の1年は中1英語までしか勉強しない方がいい

英文法

英語を学び始めるとき、多くの人が高校英語などの難しい文法や単語にも挑戦しようとしたり、いきなりTOEICをやり始めたりするのですが、それは逆効果で、しかも挫折しやすいです!

中1英語の基本をしっかり固めること(作文できるようになること、口で言えるようになること)が、上達への『最短ルート』です。
現在の高校生も、書けて読めても作文も口に出すこともできないままひたすら暗記しているだけのパターンが多いので、実際に身についている学生はあまりいなかったりします😇
受験英語でとにかくひたすら量を暗記させられるのでしょうがないのですが、大人の方は敢えてそんなことをやる必要はありません。

1. 中1英語は日常会話の基礎

英語の70%以上の日常会話は簡単な文法で成り立っています。

  • I like apples.
  • She goes to school.
  • Do you play tennis?

これらの表現だけで、驚くほど多くのことが伝えられます。

難しい単語や文法はまだ必要ありません。

2. 簡単な文法で多くを表現できる

中1英語でできることは想像以上に多いです。

  • 「私は行きます」→ I go.
  • 「彼は来ますか?」→ Does he come?
  • 「私たちは一緒に勉強しています」→ We are studying together.

まずはこれらの基本的な文章を確実に使えるようにしましょう。

3. 簡単な例文を繰り返すと、自信がつく

  • I am happy.
  • This is a pen.
  • You are my friend.

これらを正確に言えるだけでも、英語を話す自信が生まれます。

4. 難しい文法は後でOK

例えば「仮定法」や「分詞構文」は中1では学びません。
でも、それらを知らなくても十分に話せます。

  • 「もし雨が降ったら」→ If it rains, I stay home.
    (中1文法だけで十分です!)

5. 中1英語をマスターする方法

簡単な文を「声に出して」練習しましょう。

  • I like dogs.
  • He runs fast.
  • Do you play soccer?

ポイントは「口に出して繰り返す」ことです。

まとめ

英語の勉強を始めた最初の1年(数年でも◎)は、中1英語だけに集中するのが効果的です。
基礎がしっかりしていれば、その後のステップアップが驚くほどスムーズになります。語彙だって格段に覚えやすくなるんですよ!
勿論、楽しくて難しい表現に派生していく分にはとてもいいと思いますが、ビジネス英語やTOEICにこだわって基礎もできないようでは、結局中1英語以下の状態なのに、難しい語彙だけ言える状態のまま5年も10年も過ごしてしまう方も多くいます。
でも、そうなると「いまさら戻れない状態」になる方がほぼ100%です。

英語を難しく考えず、まずは「中1レベル」で楽しんでみてください!

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